残業の件で、トラブルがあったと父は言っていました。父が勤める会社は、意外と大手ですが、今現実問題大変な時期だそうです。以前のような売り上げが上がらない分、給料やコスト削減でかなり厳しくなってきていることを聞いていました。そんな中での新入社員ですから、待遇は期待できないだろうと父は言っていましたが、待遇に残業手当、保険完備、交通費全額支給という言葉が並んでいたのを見て、笑っていました。「絶対にこの残業手当はないよ」と言うのです。
それで、入ってきた新入社員が、何と研修期間を過ぎて、残業手当がないことに気づき、上司に質問したらしいです。すると「みんなもらってないよ」と言われて、すごく不機嫌になり、今まで残業していたのですが、定時で帰る用になった途端、辞めてしまったそうです。それからが大変で、何と残業代請求を弁護士が代理人として来たので、会社側も驚いたそうです。今までこういったことはなかったからでしょう。
会社側もこれには、丁寧に対応をして、かなり頭が痛かったようですが、全額支払ったそうです。そして、残業代が30時間付くようになったと父は言っていました。何か起こらないと、会社も動かない、体制を変えないから、ちょうどよかったのだろうと言います。ですが、それを聞いて、何故、古株の人間は何もしなかったのだろうと思うと、ボーナスで調整があったそうです。この新入社員は、それを待ちきれずに訴えたといった感じでした。父は教えてあげたそうですが、聞く耳を持たなかったということは、仕事が嫌だったのだろうと言います。父は、その新入社員の上司だったらしく、メールで「いろいろお世話になりました」と届いたそうです。そして、「次の会社で今以上に頑張れよ」とエールを送ったそうです。